考えと思いと感じることと行動と

考えと思いと感じることと行動とが混じり合った日でした。

みんなの
「どうすればいいのかわからなかった。」
という思いもわかった。

「丁寧にしてただけでダラダラしてたわけじゃない。」という気持ちも分かった。

「この状況から逃げ出したかった。」
という本音もいっぱい聞けた1日でした。
まず
急遽数日前にもかかわらず練習試合を快くオッケーしてくれた人丸HBCのコーチ、保護者の皆様には感謝です。
ハンドボールコートがないジョセフにとっていつも練習試合を組んでくださる人丸さんには本当に感謝しかありません。
そして今日に限っては
1コートを余分にジョセフだけに使わせてもらって…無理を言ってすいません。そしてありがとうございます。
その感謝はずっと持ち続けていたいです。
今日はいいこともよくないこともありました。そんな練習試合でした。

それは僕たちコーチ陣も、子ども達も変わらないといけない部分が見えたからです。

ある子が
「丁寧にやっていたのにだらだらしてるって言われてショックやった。」と言っていた。

ショック受けさせたことはごめん。
だけど今日のポイントはそこじゃないねん。
それもわかってほしい。


準備始める時、貸してもらえるコートでコーチ達が6mラインを引いてくれていたよね。

「じゃぁ、準備しておいで。」って先生が言った時、だれか1人でも急いで隣コートに行った?
先生が「ダラダラ動かない。」という言葉を言ってから全員走りはじめたよね。

コーチが「いいでいいで。」とは言ったかも知れないけど「ライン引くの変わります。」って誰かが言えた?
「何でコーチがやってて、周りで見てるだけやねん。」って言われてから動いたよね。

その準備の前からもう動けていなかった。
だから丁寧かどうかは大きなポイントではなかった。
丁寧にする事が悪いことではなくって…丁寧にすることはいいことやけど、ポイントはそこじゃない。

コートがやっと完成した後、だれが急いでランニング(アップ)はじめようとしたかな?
ダラダラと動いてなかったかな?


男子副キャプテンがこんなことを言っていた。

「時間を守りなさいって最近言われてるのに時間を守れなかったのは、守ろうって意識がなかったんだと思う。」

これはみんなが考えて、感じて欲しい。

本当に、みんなは時間を大切にしての行動を取れていたのかな?
本当に、1秒でも早く準備して、練習、試合を始めようと行動してたのかな?
これから学ぶことの1つはこういうことなのかも知れない。

ハンドボールの技術や、シュートの速さ、体の強さだけじゃない。
 
相手に対しての敬意
今ハンドボールができていることが、たくさんの人の支えがあると言う感謝の気持ち
時間の大切さ
自分たちで動く力
動こうとする意識
しんどくても
辛くても頑張ろうとする気持ち。


そして…

今頑張れている自分が素敵だと言うこと。



「あなた達が普段からめちゃくちゃ頑張ってることは知ってるよ。それはたくさん見てきた。」
先生が言ったこの言葉に嘘はない。
それはみんな知っている。保護者の方も、コーチ陣も、チームメイトも。
そして、やっぱり
自分自身が1番わかってるはず。
今、心も体も成長する時期になって
モヤモヤしたり
何か心が落ち着かなかったり
することもあると思う。

だけどそういう自分とも向き合い
心をコントロールする力もつけられるといいね。

長くなったので最後に…

今日の出来事はマイナスかも知れない。
だけどそのマイナスも、
この「ー」もこれからのみんなの成長につながる1本の線です。
この1本の線を大切にして、いつか自分にとって「+」や、「×」にできるようにしよう。

今日感じたこと、考えたことは無駄じゃない。それでいい。
悩んで、考えて、ぶつかって…進んで。
立ち止まって、涙を流して…また進もう。

きっと大丈夫。きっと進める。

ジョセフ蓮池ハンドボールクラブ

ジョセフ蓮池は兵庫県の播磨町で活動している小学生ハンドボールチームです。 地域に根付き愛されるチームを目指しています。チームメイト・スポンサー募集中です。

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